重曹

重  曹 (NaHCO3、炭酸水素ナトリウム)

重曹はナトリウム化合物中で最も弱いアルカリであり、最も多くの炭酸根を持っております。
酸性の油汚れや手垢を落としやすくし、研磨効果も優れて身体にも地球にも良いものです。

◆特長◆
水に少し溶け水溶液はPH8.2、ナトリウム化合物中で最も弱いアルカリで最も多くの炭酸根を持ち、
人体に無害な物質で古くから家庭で使われており、粒子が細かく磨き粉としても利用していただけます。
重曹は酸と反応して炭酸ガスを発生。酸を中和するとき二酸化炭素が発生します。
この性質を利用して汚れ落としに使います。

■重曹の作用
1.軟水化
重曹は水を柔らかくします。軟水化すると汚れがよく落ちて肌にもやさしくなります。
2.発泡
重曹の弱アルカリ性と二酸化炭素の細かい泡が発泡して汚れを浮かして落とすことができます。
3.中和
臭いの多くは酸性です。重曹は臭いの元と反応して中和させ臭いを取り除きます。
油汚れなど身の回りの汚れは酸性です。弱アルカリ性の重曹が、酸性の汚れを中和して水に溶けやすくします。
4.研磨効果
粒子の硬度が新モース硬度で2.5程度です。重曹は、水に溶けると Na+ と HCO3-  に分解し、
HCO3-イオンが+(プラス)に帯電している汚れに付着し、汚れのついている側も−(マイナス)に帯電させ、汚れを引き離します。
粒子がとても細かくパウダー状なのが特徴で、水を加えると粒子が丸い結晶となり研磨剤として汚れを落とします。
5.吸湿・除湿
粉末なので吸湿性が高く酸性の臭いだけでなくアンモニアなども中和します。

■重曹の管理
1.重曹は、湿気を吸収しやすいので 密閉した状態で直射日光を避けて保存します。
2.重曹は、安定した天然物質で保存方法がよければ3年間ほとんど劣化しないでお使いいただけます。
3.重曹が固まってしまったらフォークなどで崩してお使い下さい。
4.量を増やすより繰り返し洗ったり、重曹ペーストにして湿布するほうが効果的な使い方です。
5.重曹は8%で飽和状態になります。水1リットルに大匙4杯溶かせば充分です。

■重曹の使用基本
1.振りかけ
胡椒ビンなどのような容器に入れ小分けして、使うと便利です。
2.ぺーースト
容器に重曹をいれ数滴ずつ水をたらし練り合わせ、硬さを用途によって替えて
必要な量だけつくりそのつど使い切ってしまうのがよいでしょう。
3.水溶液
お洗濯などには、1リットルの水に対し重曹大さじ4の割合で溶かします。
※仕上げは水洗いして空拭きして下さい。

■取扱注意
1.畳・フローリング・木、藤家具・漆器・クリスタル食器・アルミ製品などはさけてください。
2.結晶が小さく傷が付きにくい研磨効果がありますが 磨く道具(スポンジ・ タワシ等)に気をつけて下さい。
3.使った後は水でキレイに洗い流すか、酢水かクエン酸等で重曹のアルカリ性を中和する事を推奨します。
 まれに荒れる方がいますので長時間お使いの場合はゴム手袋の使用をおすすめします。
4.重曹はよく汚れを落としますが取りきれない汚れもございます。(例えば焼き焦げ等)

重曹使って
らくちんお掃除♪

■台所
食べ物を扱うところだから自然なもので安心お掃除
油汚れは脂肪酸と言う酸性の汚れ弱アルカリ性の重曹が中和して汚れを溶かす。

換気扇のフィルター

重曹を振りかけ濡らしたスポンジで汚れ部分を擦り水拭きをする。
汚れがひどい場合は重曹と台所洗剤と溶かしたお湯に一晩浸けて置くと力を要れずに
らくらく汚れが取れ易くなります。

シンク

重曹をふりかけスポンジで磨き水で洗い流し、最後はからぶきしたらくすみが取れピカピカになります。

ゴミ受け

ぬめりや汚れのつきやすいものです。重曹を満遍なく振りかけブラシなのでかき出します。
クエン酸、酢水など使うと更に汚れが落ちやすくなります。

ガス台周り

少量の熱湯かけ汚れを緩めてから重曹を振りかけて湿らせたスポンジで擦る。
ガスレンジ周りやレンジフードの油汚れに重曹を振りかけて油と馴染ませておくとポロポロと取れてくるので、
ぼろ布などで拭き取りやすくなります。この時、あまり水を使わないのがポイントです。
※五徳・汁受け等、長年の汚れは重曹液で煮出すと汚れが浮かび上がりとれやすくなります。

魚焼グリル

焼くときに水でなく重曹を入れておくと臭いを吸収し後のお手入れも簡単です。
使用後は内部を重曹液で絞ったふきんで汚れを拭きとるとよいでしょう。

冷蔵庫

取っ手の手垢汚れはペーストを塗りスポンジで拭き取ります。
パッキンはペーストで歯ブラシで汚れをかき出し、重曹水溶液で絞ったふきんで拭き取ります。
最後に酢水をスプレーしておくと抗菌効果があります。
庫内は重曹液で絞ったふきんで拭きます。消臭効果もあるのですっきりします。
掃除が終わったら重曹をコップにいれて、ガーゼをかけて庫内棚に置くと消臭剤になります。
約1ヶ月位で取替えそれをまた掃除に使うサイクルを繰り返すといつも使えます。

電子レンジ

ターンテーブルに水1カップと重曹大匙1で2分チン!して少し時間をおいてから庫内をきれいに拭きあげます。
外回りは水溶液をスプレーして重曹水溶液で絞ったふきんで拭き、その後水拭きして仕上げます。

グラスのくすみ

お湯1リットルに小さじ1の重曹で溶かし2〜3分漬け込み水洗いして空拭きします。

スプーン
フォークの曇り

重曹を溶かしたお湯にアルミ箔を敷き、その上に曇ったスプーン、フォークなどを置いて数時間浸けておきます。
仕上げは水できれいに洗い流し、空拭きします。

まな板

プラスチック製の場合は重曹を振りかけ、その上から酢水をスプレーし、泡立たせます。
しばらく置いてからスポンジでまな板を擦り汚れを取り去り、水でよく洗い流します。
最後に酢水をスプレーしておくと抗菌効果があります。
※木製のまな板は黒ずみの原因になることがあるので使えません。

水筒等の密閉容器の臭い取り

水と重曹を入れ蓋をして振り少しおいてから、水洗いして水切りをします。

食器洗い

油で汚れたお皿を洗う前に、食器に残っている汚れをボロ布などでこすり取った後重曹をパラパラと振りかけておいて洗います。
クレンザー代わりに鍋やシンクを磨くのにお使いいただけます。
洗剤みたいに泡立ちませんので使い過ぎにご注意してください。
もちろん、食器洗い機にも使えます。

その他

コーヒー、紅茶のシミ、茶シブ、タバコのヤニなどにも重曹をこすり付けて磨くと落ちます。
プラスチック製の食器や容器など、傷つきやすい物の洗浄にもお使いください。
ただし、粒子が細かいので傷が付きにくいのですが磨く道具(スポンジ等)に気を付けて下さい。
生ゴミなどを入れるゴミ箱やバケツにも重曹を一掴み入れておくと
脱臭と多少の水分を吸い取ることができます。
洗うときは使った重曹で洗うことができます。
食器棚・パントリー・収納庫の脱臭には、1カップくらいの重曹をカップや空きビンに入れ蓋をせずに置きます。
脱臭剤として使った後も洗浄や排水口の掃除にも使えます。無駄なく最後までお使いいただけます。

■洗濯
水が柔らかくなり、汚れ落ちがよく排水も地球環境にやさしい。

洗う前処理

石鹸と重曹をあわせてペースト状にしたものを襟・袖口の皮脂汚れ等にこすり付けてから通常洗濯します。
※ウールなど使えないものもあります。みえない所で試してみてからやって見てください。

洗剤として

普段の洗剤の半分を重曹に替えてみて下さい。
汚れなどは「酸性」のものが主なので、 重曹の「弱アルカリ性」の力で中和して汚れを取れます。
洗濯した後に重曹を振りかけて蓋を開けて乾燥しておくと洗濯槽のカビの発生を抑え独特の臭いが出ないようです。
そのまま次の洗濯して一石二鳥
※「ポリエステル製品」などの静電気防止に効果的で、ホコリもつきにくくなるようです。

■お部屋の脱臭効果
毎日の拭き掃除でさっぱり!

消臭・脱臭

瓶かパックの入れ物に重曹をいれ蓋を外してお部屋に置くとペット・タバコの臭い防止になります。 時間がたったら拭き掃除磨きように使い回してして、いつも真っ白な重曹は素敵です

拭き掃除

※白木材の家具は避けてください。 家電・家具・小物 重曹水の中で絞った雑巾で拭くとよいでしょう。  カーペットに付いた油染みは 重曹を振りかけ少し時間を置いて重曹が油を吸い取ったら 掃除機で重曹を吸い取ります。

カーテン

汚れたカーテンは重曹水を吹き付けると、まだらになることがあるので、 重曹を入れた水溶液に漬け置きしてから洗った方が良いようです。レースのカーテンの白さが際立ちました。

網戸

重曹水で絞ったスポンジ2枚ではさみ拭き後で水ぶきする。さっぱりします。

下駄箱

重曹を入れた容器を置いておく臭いが取れます。 重曹を半紙などに包んで入れておくと、臭いが消えます。 古くなった靴下の中に重曹をいれたサッシュなど作って靴の中に入れておくと臭いが取れます。

灰皿

きれいにした灰皿に重曹を1cm程度敷き詰めておく。

■浴室・トイレ・洗面所
容器に入れ置き臭いを除去1ヶ月くらいでお掃除に使う

入浴剤

一般の家庭用でひとつかみ20gほどの重曹入れるとお湯が和らぎお肌がすべすべ湯上りがさっぱりします。
※お肌に合わない場合はやめましょう。
残り湯をお洗濯に使うことも可能です。
小物を漬け込んでおくと翌日汚れがゆるみ軽くスポンジでこするだけで汚れが落ちがよく掃除が楽になります。

蛇口

重曹を振りかけ濡れたスポンジでとる。
頑固な汚れは重曹の上に酢水をかけ、歯ブラシで擦り、仕上げは水で流します。
最後に空拭きしてピカピカ!

排水口

毎日のお風呂掃除に重曹を使うと臭いが取れます。
汚れ・ぬめりがひどい場合は重曹を振りかけその上から酢水をかけると汚れが落ちやすくなります。

トイレ

脱臭効果のある重曹を小さな容器に入れておき、掃除に使う。このたらいまわしが便利!
通常のお掃除は、ブラシに重曹をふりかけ便器を擦り洗いして水を流しながら洗い流す。
便器のたまり水に重曹をいれブラシを2〜3時間浸して置くと掃除道具もきれいなお掃除が出来ます。
汚れのひどい場合は重曹を振りかけその上から酢水をかけ発泡させ、ブラシでこすり、仕上げに水を流します。
床は意外と汚れています。重曹の水溶液で絞った雑巾で拭いてさっぱりしましょう。

タンク

水受けは重曹を振りかけスポンジでこすり水を流すとタンク中に入りタンク内の水垢とりもでき一石二鳥です。

重曹に熱湯、酢、石鹸などを組み合わせると、利用範囲が広がり汚れ落ちも数段良くなります。
汚れ具合い環境によって効果の現れ方が違います自分なりに試してみて下さい。

重曹を使った掃除した後は白く残ることがあるので、最後に水で流すか水ぶきしたり、あるいは酸性の酢水かクエン酸水で拭くと中和されます。